8 包装機の種類

包装機械は大きく分けて 2 つのカテゴリに分けられます。

1. 包装材料および包装容器を加工するための機械。

2. 包装工程を完了するために使用される機械。ここでの議論は後者に限定され、つまり、包装工程を完了する機械は包装機械と呼ばれます。国家規格における包装機械の定義は次のとおりです。「包装工程の全部または一部を完了する機械。包装工程には、充填、包装、密封などの主要な包装工程と、洗浄、積み重ね、分解などの関連する前後工程が含まれます。さらに、刻印や計量などの補助設備も含まれます。」

これに基づいて、包装機械は、1. 包装機、2. 充填機、3. シール機、4. ラベリング機、5. 多機能包装機、6. 洗浄・乾燥・殺菌機、7. 容器機、8. 包装補助機械設備の 8 つのカテゴリに分類できます。

ラッピングマシン

商品を軟包装材で包む機械を包装機といいます。包装方法の違いにより、①折り畳み包装機、②ツイスト包装機、②シーム包装機、①カバーリング包装機、⑥巻き取り包装機、⑧ストレッチ包装機、⑦ボディ包装機、⑧シュリンク包装機などに分けられます。図は包装機の包装方法を示しています。

充填機

包装材料を包装容器に定量的に充填する機械を充填機といい、定量充填方式と充填方法によって、1.容積充填機、2.計量充填機、3.計数充填機、4.充填機、5.重力充填機、6.押し込み充填機、7.ピックアンドプレース充填機などに分けられます。
図は充填機の計量と充填方法を示しています

シーリングマシン

包装容器の開口部を密封する機械を密封機といいます。密封方式によって、1.熱圧密封機、2.溶接密封機、3.エンボス密封機、4.折り畳み密封機、5.挿入密封機、6.ローリング密封機、7.圧着密封機、8.押圧密封機、9.ねじ込み密封機、10.結束密封機、11.テープ密封機、12.縫合密封機などに分けられます。図は密封機の密封方式の概略図です。

ラベリングマシン

製品にラベルを貼り付けたり挿入したりする機械をラベリングマシンと呼びます。ラベルを固定する方法によって、1.ラベリングマシン、2.シュリンクラベリングマシン、3.吊り下げラベリングマシン、4.釘打ちラベリングマシン、5.挿入ラベリングマシンなどに分けられます。図はラベリングマシンの固定ラベリング方法の概略図です。

その他の包装機械

その他は、最初の 4 種類以外の包装機械を指します。
多機能包装機
2つ以上の包装工程を完成できる機械を多機能包装機といいます。一般的に、完成できる包装工程にちなんで名付けられています。主なものには、1.充填シール機、2.成形充填シール機（包装材料を成形する）、3.成形充填シール機（既成包装容器を成形する）、4.真空包装機（充填、真空引き、シール）、5.インフレータブル包装機（充填、膨張、シール）、6.ラッピングおよびラベリング機などがあります。

洗浄・殺菌・乾燥機
包装前の包装容器や包装後の包装製品を洗浄、殺菌、乾燥する機械は、洗浄機、殺菌機、乾燥機と呼ばれます。例えば、軽工業でよく使われるボトル洗浄機、缶洗浄機、スプレー殺菌機、蒸気殺菌機、紫外線殺菌機、熱風乾燥機、赤外線乾燥機などは、このカテゴリの機械に属します。機械に複数の機能がある場合は、洗浄乾燥機、殺菌乾燥機、洗浄殺菌乾燥機など、機能を組み合わせて命名することができます。
コンテナライザー
複数の単位パッケージをまとめて梱包する機械をコンテナライザーといいます。コンテナライザーは、コンテナ化の方法によって、1. 結束機、2. 結束機、3. 圧縮梱包機、4. 梱包機などと呼ばれます。

包装補助機械および装置
上記7項目に含まれないが、包装工程を完了するために必要な機械設備は、包装補助機械設備と呼ぶことができます。例えば、搬送装置、積み重ね台、計量機、箱開け機、糊付け機、印刷機、検査機などです。
包装機械は、上記のように主に機械の包装機能に基づいて分類されるほか、自動化の程度や使用範囲に応じてさらに分類されることもあります。

例えば、包装材の投入や包装済み製品の取り出しは手作業で行うが、その他の包装作業は自動で完了する機械を半自動包装機、投入、包装、完成品の排出までを自動で完了する機械を自動包装機と呼びます。

ある形状、規格、大きさの製品のみを包装できる包装機を専用包装機、2種類以上の異なる形状、規格、大きさの製品を包装できる包装機を多目的包装機、一定の範囲内であればあらゆる形状、規格、大きさの製品を包装できる包装機を汎用包装機といいます。

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